正式に依頼が来たので、
屏風の仕立を発注しつつ小下図制作。
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色紙に墨と顔彩で描いている花菖蒲です。
これは日本画教室での制作見本となります。
外はまた雪が降りしきっています。あまり積もることもなさそうですが。
色紙の下図を描きながら藤の花を胡粉で描き込みました。
突然飛び込んできた制作で、ケヤキの板にカマキリ描いてます。
ほんとは蝶々も描くつもりだったけどスペースがなくなってしまった。
右上に何か気の利いたものを添えたいけれどね。
花台の設定なので草花を描くのは野暮だし。
動画編集のオンライン講座を受講してたり、
ほかにもパソコンでの作業が多くて、絵の制作が進みません。
従ってここの投稿も滞りがちで。
毎日筆を持つようにという師の教え通り、筆を持たない日はほとんどないのだけれど。
100号の作品は額縁が出来上がっていないのでまだ納品できないし、
次に待っている屏風の制作も詳細が決まっておらず、予想外の空き時間ができてしまってます。
だもんで、こういった小品の続きを。
落款も入り、完成かな。
気になる箇所があったらまだ手を入れるけど。
線を引くときには息を止めるので苦しい。
微妙なところがなかなか納得ゆかず、
何度も塗り直したり洗ったりしてます。
林の下部に薄くもやがかかって、
なおかつその下の土坡とうまくなじんでほしいんだけれど。
100号の制作はいよいよ佳境に入り、
樹木の部分を調整しています。近日中に完成か?
空は微調整を残すだけとなり、
あとは下の部分を詰めていきます。
土坡の部分に貼った箔に調子を出すために、濡れ雑巾でこすりおとしています。