転生
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2016年 |
第101回秋の院展 |
バイクシリーズを描き始めた頃からの構想として、
新しかったバイクがいつしか廃車になり、その残骸が朽ち果てた末に新たな物質に変化し、
長い年月の間には生命まで育まれるといった宇宙の輪廻転生を表現したいと思っていました。
この作品がそのシリーズの最終章です。
それらの詳細はコラム「輪廻転生を描きたい」に書いています。
日本画家 牧野伸英 公式サイト
転生
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2016年 |
第101回秋の院展 |
バイクシリーズを描き始めた頃からの構想として、
新しかったバイクがいつしか廃車になり、その残骸が朽ち果てた末に新たな物質に変化し、
長い年月の間には生命まで育まれるといった宇宙の輪廻転生を表現したいと思っていました。
この作品がそのシリーズの最終章です。
それらの詳細はコラム「輪廻転生を描きたい」に書いています。
夜間飛行
サイズ | 69×144cm |
制作年 | 2016年 |
旅情あふれる空港の情景には子供の頃から魅かれていました。
英語で流れるアナウンス、大きなキャリーバッグを転がす旅人たち。
地上に束縛された日常を離れ、大空に飛び立つ瞬間のときめきは最高です。
CROSS ROAD
サイズ | 150号 |
制作年 | 2015年 |
第100回秋の院展 |
渋谷駅前のビルのカフェから見下ろしたスクランブル交差点です。
雨上がりの街を若者が行き交う情景に心を惹かれ、その造形の面白さも絵心をそそります。
不確かな街
サイズ | 20号 |
制作年 | 2015年 |
第24回無名会展 |
この世の中で生きてゆく上で確実に保証されたものなど実は何もない という考えを作品に表現しました。その人生を歩んでゆかねばならない子供を画面に配し、それでもひとすじの希望を持たせてあげたいという思いです。
往き交う
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2014年 |
第99回秋の院展 奨励賞受賞 |
広場を行き交う人々をずっと眺めていると、待ち人と会えて嬉しそうに話す人や
じっとスマートフォンを操作している人など、それぞれの人生があることを感じます。
場所は渋谷の駅前で、ハチ公のいる近くです。
行き交う人
サイズ | 20号 |
制作年 | 2014年 |
第23回無名会展 |
雑踏を眺めているのが好きで、見ているうちに人物のフォルムの重なり合いは
なんと美しいのだろうと思います。
これは新しくなった品川駅のコンコースを描いたもので、
ここを見下ろすスターバックスの席に陣取って人物のクロッキーを繰り返しました。楽しい時間です。
6番線17時27分発
サイズ | 40号 |
制作年 | 2014年 |
第69回春の院展入選 |
電車が駅に着き人が乗り降りするのを眺めていると、その動きや光と影のコントラストをおもしろく感じます。
スケッチしている間にも、いくつもの人生が乗っては降り、目の前を過ぎ去ってゆきます。
それはつかもうとしても叶わず、ただ傍観することしかできないのかもしれません。
日差しの中へ
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2013年 |
第98回秋の院展 奨励賞受賞 |
この当時は床への映り込みと人物のシルエットの対比の美しさを表現しようと試みていた頃で、
たまたま旅行で訪れた日光の宿のスポーツ施設を写生して制作しました。
星辰
サイズ | 30号 |
制作年 | 2013年 |
第22回無名会展 |
夜道を急ぐ先に人の暮らしが感じられる明かりを目にすると心を揺さぶられます。
そんな心情のときは、まるで道しるべのように星が光っていることも。
陽のあたる教室
サイズ | 40号 |
制作年 | 2013年 |
第68回春の院展入選 |
児童が下校したあとはがらんとして、それまでの活気がすっぽり抜け落ちてしまったような教室。
西日がイチョウの葉を透かして真黄色な光を投げ込んでいました。
川面
サイズ | 150号 |
制作年 | 2012年 |
桜で有名な東京都の目黒川の夜景に心を魅かれて描きました。
中央の川の表現が弱く、絵が散漫になってしまったかもしれません。
それでも自分の想いは果たせたと思っています。
宙へ
サイズ | 40号 |
制作年 | 2012年 |
第67回春の院展入選 |
宇宙を描きたいという気持ちから、さまざまな試行錯誤とやり直しの結果この作品になったのですが、
その過程で院展への入落を心配した師匠が「これを使いなさい」と
くださった天然群青を思い切りバックに使いました。