とりあえず本画の下図を描いてます。
写生をもとに木炭で構図のアタリをとり、墨で清書してゆきます。
この方法がいちばん自由度が高くやりやすいのです。

本画制作のために木製パネル購入。
定価だと5枚で8千円近いです。シナベニヤ使ってて上質だからしょうがないけど、画材の値上がりも甚だしいですねー。

外は雪です!
木版画制作がストップしてしまったので別作業。
先日完成した色紙とは別に顔彩で描いた色紙から、カラーコピーで教室用の見本を作成中です。
これを見ながらの模写のような方式で初心者の方に色紙制作をしていただきます。

原画ができたのでさて彫り始めようかなと思ったところ、手持ちの版木がサイズ不足と判明!
多色刷りなので「見当」を彫る余裕も見込んでおかないとならないんですね。

大きいサイズの版木を用意するまでしばし版画は中断。

鹿島槍ケ岳の絵は多色刷り木版画にする予定です。
慣れない制作なので、まずは下絵をパソコンに取り込み、版ごとにに分けて簡単に彩色したものを確認しています。

今日からの制作はこれ。
サムホールサイズの下図を練っています。
山は小諸郊外から見える鹿島槍ケ岳。

昨日描きあがった色紙たちの「シール」です。
額縁の裏に貼り付けて、画面上の「落款」と併せて作者の証とするものですが、物故作家については所定の鑑定書がないと取り扱わない業者もあるようです。

色紙3枚、とりあえず仕上がりました。

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