都鳥
サイズ | 6号 |
伊豆の伊東には「つばき園」があって、何度も通って写生したものです。
伊豆で仕事がある日の早朝クルマで出かけ、夜明けから4時間ほど写生して
午後は日本画教室をおこないました。
この「都鳥(みやこどり)」という品種の椿が好きで、当地で販売していた苗を買って家にも植えました。
日本画家 牧野伸英 公式サイト
都鳥
サイズ | 6号 |
伊豆の伊東には「つばき園」があって、何度も通って写生したものです。
伊豆で仕事がある日の早朝クルマで出かけ、夜明けから4時間ほど写生して
午後は日本画教室をおこないました。
この「都鳥(みやこどり)」という品種の椿が好きで、当地で販売していた苗を買って家にも植えました。
牡丹(素描)
鉢植えで求めた牡丹が翌年大きく育ち、いくつか花を咲かせました。
草花を実物大で写生するときには15号(65×53センチ)の紙に描くのですが、
それでも大きさが足りず用紙を下に継いで仕上げました。
山桜
サイズ | WSM |
「WSM(ダブルサムホール)」というサイズがありますが、
極端に長い画面なのでタテでもヨコでも構図が難しいものです。
しかし画面に合ったテーマが見つかるとそれは新鮮な気分で
描いていて楽しいサイズでもあります。
山桜の大きな写生があったので、その一部分を作品にしました。
初春
サイズ | 10号 |
千両の実を描きたくて、いっしょに花屋で竹の花生けを求めました。
松と梅を添えたのでおめでたい松竹梅が成立です。
バックの表現は岩絵の具でマチエールをつけてから金箔を張り、
洗い出したり重ね塗りしています。
藤
サイズ | 8号 |
以前非常勤で勤めていた学校の中庭に植えられていた藤の花です。
この作品を描いた時点で学校は創立130年を越えており、
藤の樹は創立当時からあった、由緒あるものでした。
高齢のせいか花つきは見事と言えるほどではありませんが、
永い年月ずっと学校を見守りながら毎年花を咲かせ続けてきたのですね。
寧日
サイズ | 8号 |
まるで枯れ枝が集まっていたかのようだったのに、春の暖かさが新芽をふくらませ、
みずみずしい葉を伸ばしてくる生命感にはわくわくします。
特にクレマチスにはそういった気持ちを感じさせられてきました。
桜
サイズ | 3号 |
染井吉野とも山桜とも違う美しい桜を見つけ、写生しました。
花びらの形に特徴があり、開花と同時に伸びる葉も黄緑や赤色をしていておしゃれなので
とても気に入って何度も作品に描いたものです。
ところが元の樹は切り倒されてしまったらしく、2度と写生ができなくなりました。
酔芙蓉
サイズ | 10号 |
朝は白く咲いたはずなのに午後の時間になるとピンク色に染まってゆく不思議な花を
知り合いのお宅で初めて目にして美しさに打たれました。
翌年の初夏に新芽を分けていただいて挿し木で育てたものが
そのうち花を咲かせ、毎年楽しむことができるようになったのですが、
酔芙蓉は一度根がつくとたいへん丈夫なもので、あっという間に大株になり
毎年大きく枝を伸ばす厄介者になってしまいました。