転生 サイズ150号変形制作年2016年第101回秋の院展 バイクシリーズを描き始めた頃からの構想として、 新しかったバイクがいつしか廃車になり、その残骸が朽ち果てた末に新たな物質に変化し、 長い年月の間には生命まで育まれるといった宇宙の輪廻転生を表現したいと思っていました。 この作品がそのシリーズの最終章です。 それらの詳細はコラム「輪廻転生を描きたい」に書いています。 閉じる
6番線17時27分発 サイズ40号制作年2014年第69回春の院展入選 電車が駅に着き人が乗り降りするのを眺めていると、その動きや光と影のコントラストをおもしろく感じます。 スケッチしている間にも、いくつもの人生が乗っては降り、目の前を過ぎ去ってゆきます。 それはつかもうとしても叶わず、ただ傍観することしかできないのかもしれません。 閉じる
錦秋 サイズ15号 七竃(ななかまど)には思い入れがありますが、 いくつかの品種のうち「裏白七竃(うらじろななかまど)」という種類が大好きです。 葉の裏側が白っぽく、葉縁のギザギザが真ん中より先端部分のみにあり、 葉自体の形も気に入っているのです。 七竃の中でも特に高山地帯だけに自生しているので 普段の生活ではなかなかお目にかかることができません。 以前小苗を手に入れたことがありますが、うまく育ちませんでした。 閉じる