月光
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 1997年 |
第82回秋の院展入選 |
制作の関心がバイクから街並みへ向かっていた頃の作品です。
住んでいた東急田園都市線沿線のNTTの大きなアンテナが気になり、
夜空を表現するテーマとして描きました。
作品は現在、長野市の水野美術館に所蔵されています。
日本画家 牧野伸英 公式サイト
月光
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 1997年 |
第82回秋の院展入選 |
制作の関心がバイクから街並みへ向かっていた頃の作品です。
住んでいた東急田園都市線沿線のNTTの大きなアンテナが気になり、
夜空を表現するテーマとして描きました。
作品は現在、長野市の水野美術館に所蔵されています。
突
サイズ | 69×144cm |
制作年 | 1997年 |
第52回春の院展入選 |
この頃春の院展は長野市でも巡回展が開催されており、
出身地ということで、入選すれば必ず長野東急百貨店で陳列されていました。
地元で多くの皆さんにご覧いただけるのは嬉しいもので、
「見に行ったよ」と、よく知人から連絡をいただきました。
残念ながら現在は長野県での巡回展はおこなわれなくなっています。
桜
サイズ | 3号 |
染井吉野とも山桜とも違う美しい桜を見つけ、写生しました。
花びらの形に特徴があり、開花と同時に伸びる葉も黄緑や赤色をしていておしゃれなので
とても気に入って何度も作品に描いたものです。
ところが元の樹は切り倒されてしまったらしく、2度と写生ができなくなりました。
鈴木荘102号室
サイズ | 40号 |
制作年 | 1995年 |
第50回春の院展入選 |
人が暮らしている生活感に魅かれて描きました。
人物を画面に描かずにその人柄を想起させるような表現に興味をもちはじめた頃です。
自分と同じような若者(当時!)が住んでいそうなアパートでしたから、
自分のアパートの部屋番号を画題につけました。
なお、停まっているバイクは SUZUKI WOLF です。
酔芙蓉
サイズ | 10号 |
朝は白く咲いたはずなのに午後の時間になるとピンク色に染まってゆく不思議な花を
知り合いのお宅で初めて目にして美しさに打たれました。
翌年の初夏に新芽を分けていただいて挿し木で育てたものが
そのうち花を咲かせ、毎年楽しむことができるようになったのですが、
酔芙蓉は一度根がつくとたいへん丈夫なもので、あっという間に大株になり
毎年大きく枝を伸ばす厄介者になってしまいました。
冬の宵
サイズ | 30号 |
制作年 | 1995年 |
第4回無名会展 |
幼稚園の教室を借りて絵画教室を開いていたことがありました。
帰り道に見た世田谷(東京都)の夕焼けが心に残り、
師の一門の研究発表展「無名会展」に試作として出品しました。
鋼の墓標
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 1994年 |
第79回秋の院展入選 |
バイクのジャンク屋を探して群馬県まで足を運び、
うずたかく積み上げられた処分場にたどりつきました。
バイクの墓場だなと思って描いた作品です。
なぜか今ではこういった処分場が国内から姿を消してしまいました。
廃車
サイズ | 50号 |
制作年 | 1994年 |
第9回東京セントラル美術館日本画大賞展入選 |
友人が乗っていた SUZUKI RG250γを譲り受け、大学生の頃の2年間乗り回していました。
思い入れのあるそれと同じ型のバイクがうち捨てられている光景に出くわし、
細かい部分までこだわって描きました。
駐輪
サイズ | 30号 |
制作年 | 1994年 |
第3回無名会展 |
たまたま見かけた情景にぐっと魅かれるときがあり、
それを描くと割り合いうまくゆくものです。
いつもそんなにうまくゆくわけでないのが残念ですが。