丘の向こうに
サイズ | 30号 |
制作年 | 2002年 |
第11回無名会展 |
当時住んでいた横浜の家の近所の「へび山」と呼ばれる丘です。
良く散歩に行き、見晴らしの良い眺めを楽しんだものです。
その後丘は削られて、住宅地が立ち並ぶ代わり映えのしない風景となってしまいました。
日本画家 牧野伸英 公式サイト
丘の向こうに
サイズ | 30号 |
制作年 | 2002年 |
第11回無名会展 |
当時住んでいた横浜の家の近所の「へび山」と呼ばれる丘です。
良く散歩に行き、見晴らしの良い眺めを楽しんだものです。
その後丘は削られて、住宅地が立ち並ぶ代わり映えのしない風景となってしまいました。
藤
サイズ | 8号 |
以前非常勤で勤めていた学校の中庭に植えられていた藤の花です。
この作品を描いた時点で学校は創立130年を越えており、
藤の樹は創立当時からあった、由緒あるものでした。
高齢のせいか花つきは見事と言えるほどではありませんが、
永い年月ずっと学校を見守りながら毎年花を咲かせ続けてきたのですね。
黄昏迄
サイズ | 40号 |
制作年 | 2002年 |
第57回春の院展入選 |
さだまさしさんの曲に同名の歌があり、その印象から喚起されて描きました。
歌詞に出てくるのは海なのですが、歌にぴったりの情景でした。
川は東京都を流れる多摩川で、世田谷区の二子玉川から川崎市側を望む場所です。
バス待ち
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2001年 |
第86回秋の院展入選 |
舞台は東急田園都市線の鷺沼駅です。色をおさえたモノトーンに近い配色で夜のふんいきを表しました。
この中でいちばん描くのが楽しかったのは路線図の部分なのですが、
こういった箇所はもっとも最後に時間をかけずに描き込むので、お楽しみの時間はわずかなものです。
街の灯
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2000年 |
第85回秋の院展入選 |
JR町田駅のホームから見える雑居ビルのネオンが美しく感じられ
シルエットにした人物との対比で描きました。
作品をよく見ていただくと、実はそれらのネオンサインの文字を好き勝手に変えているところがあります。
寧日
サイズ | 8号 |
まるで枯れ枝が集まっていたかのようだったのに、春の暖かさが新芽をふくらませ、
みずみずしい葉を伸ばしてくる生命感にはわくわくします。
特にクレマチスにはそういった気持ちを感じさせられてきました。
バイト帰り
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 1999年 |
第84回秋の院展入選 |
秋の院展に応募する前には、作品の小さい試作を師匠に見ていただく
「研究会」という集まりが開かれていました。
その研究会に持ち込んだ小下図がボツになり、
ぼう然としながら帰る電車の中で頭にひらめいたのがこのテーマでした。
確かそのまま東急田園都市線の長津田駅まで写生に向かった記憶があります。
人物は後日写生したものですが、モデルは当時勤めていた学校の教え子です。
作品は現在、長野市の水野美術館に所蔵されています。
深夜営業
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 1998年 |
第83回秋の院展入選 |
夜のコンビニを描こうと夜中に散々バイクで探し回り、でも結局描いたのは
ごく近所、たまプラーザ駅近くのセブンイレブンでした。
当時は絵の中にいろいろ遊びを仕込んで、自分の好きな野球チームの見出しをつけた新聞や
バイク雑誌などを勝手に描き込んだものです。