カクテル
サイズ | 8号 |
薔薇の品種「カクテル」は、その名の通り咲き具合によって花の色が変化し、
ひとつの株にさまざまな色が混在して美しい姿を見せてくれます。
花の鮮やかな色合いを再現するのは難しいことですが、
日本画の絵の具の発色に頼って表現しました。
日本画家 牧野伸英 公式サイト
カクテル
サイズ | 8号 |
薔薇の品種「カクテル」は、その名の通り咲き具合によって花の色が変化し、
ひとつの株にさまざまな色が混在して美しい姿を見せてくれます。
花の鮮やかな色合いを再現するのは難しいことですが、
日本画の絵の具の発色に頼って表現しました。
6番線17時27分発
サイズ | 40号 |
制作年 | 2014年 |
第69回春の院展入選 |
電車が駅に着き人が乗り降りするのを眺めていると、その動きや光と影のコントラストをおもしろく感じます。
スケッチしている間にも、いくつもの人生が乗っては降り、目の前を過ぎ去ってゆきます。
それはつかもうとしても叶わず、ただ傍観することしかできないのかもしれません。
大島桜(素描)
仕事で頻繁に通う伊豆半島ではさまざまな種類の桜を楽しむことができます。
時期になると周囲の山がピンクや白に染まり、まるで桃源郷のようです。
大島桜もよく見かけるのですが、写生に時間がかかるのでなかなか描くチャンスがありませんでした。
日差しの中へ
サイズ | 150号変形 |
制作年 | 2013年 |
第98回秋の院展 奨励賞受賞 |
この当時は床への映り込みと人物のシルエットの対比の美しさを表現しようと試みていた頃で、
たまたま旅行で訪れた日光の宿のスポーツ施設を写生して制作しました。
花菖蒲
サイズ | 12号 |
きれいに咲いた花の部分だけ描くのではなく、その生命を描くのだと教えられてきました。
根っこから養分を吸い、それが葉の光合成によって充実して1年後にやっと花が咲くのです。
そんな営みを描き切りたいと願っています。
星辰
サイズ | 30号 |
制作年 | 2013年 |
第22回無名会展 |
夜道を急ぐ先に人の暮らしが感じられる明かりを目にすると心を揺さぶられます。
そんな心情のときは、まるで道しるべのように星が光っていることも。
秋明菊(素描)
大好きな花のひとつである秋明菊は、鉢植えを写生したあと庭に植え替えます。
すると翌年はずいぶん背丈が大きくなって伸び放題に乱れてしまうので、
結局また鉢植えを買って写生することになります。
この年は珍しく八重咲きの白い花が手に入りました。
枝垂桜
サイズ | WSM(ダブルサムホール) |
かつて住んでいた横浜市から近いところに立派なぼたん園があり、毎年写生に出かけたものです。
ある年は気候のせいで開花がずいぶん遅れ、そのかわりにいつもは見ない枝垂桜の花が見事でした。
この作品はダブルサムホールという長形のサイズです。
通常の形と違ってずいぶん細長いので、描いていて気分がリフレッシュされます。
陽のあたる教室
サイズ | 40号 |
制作年 | 2013年 |
第68回春の院展入選 |
児童が下校したあとはがらんとして、それまでの活気がすっぽり抜け落ちてしまったような教室。
西日がイチョウの葉を透かして真黄色な光を投げ込んでいました。
浅間山(素描)
小諸市にある高原美術館の裏手には飯綱山という丘があり、
浅間山の良い展望所として知られています。
市内をほんの少し移動するだけで山容が変化することが、小諸から見る浅間山の面白さです。