土に還る サイズ25号(80.3×80.3cm)制作年1993年第2回無名会展 正式に松尾敏男先生の一門に加えていただき、その研究発表展に初めて出品した作品です。 画題は小説「汚れた英雄」の最終章から拝借したものですが、師匠からは「バイクは土に戻りませんよね」と言われてしまいました。 閉じる
止まれ! サイズ69×144cm制作年1993年 第48回春の院展入選 メカニカルなものが好きなので、自転車のスポークの配列やチェーンのコマひとつひとつを描いてゆく過程を楽しみながら制作しました。 地面のゴツゴツした抵抗感を出すのにもわくわくした覚えがあります。 閉じる
フレームナンバーMC18-1018856 サイズ 150号変形(220×175cm) 制作年 1992年 第77回院展入選 春の院展に続いて同じ年の秋の院展に初入選した作品です。 モチーフを求めてヒマラヤまで旅をするなど制作の展開を模索していた頃、 師匠の松尾敏男先生に「描くべきものはもっと身近にもあるでしょう」と言われ、 それならば自分の大好きなもので勝負しようと、 乗っていた HONDA NSR250R を描いたところ、初入選を果たすことができました。 当時は院展でバイクなど描く出品者はいなかったので、会場を訪れた人の印象に残ったようです。 ちなみに画題は愛車の車体番号をそのままつけました。 閉じる
高山の秋 サイズ40号(100×100cm)制作年1992年 第47回春の院展入選 春の院展に初入選した作品です。 山岳の厳しさを絵に描きたくてヒマラヤまで写生に行ったほどでしたが、たまたま秋に登った北アルプスの涸沢で七竃の紅葉に感動し、その気持ちが初入選につながりました。 その後しばらくは毎年30kgの荷物を背負って北アルプスに登り、数日間山ごもりしての写生が恒例となりました。 閉じる
涯 サイズ150号変形制作年1991年 大学院在籍中に描いた作品です。 ヒマラヤでの写生をもとに、岩稜の険しさや雪の輝きを出そうと 岩絵の具を盛り上げたり箔を張ったり工夫して制作しました。 山はネパール山系の「タウチェ・ピーク」です。 こんな最果ての地にも人の暮らしがあることに感銘し、ヤクを連れた人物を配しています。 閉じる
OKUHO・PEAK 3190 サイズ5,400×1,800mm制作年1990年 どうしても山が描きたくなり、トレーニングを重ね、用具を準備して全くの素人から登山を始めました。初めて北アルプスの涸沢に登り、1日かけて周囲の山を写生し大学の卒業制作として描きましたが、とにかく自分の感動を大画面に表現したいと思ったので畳6枚分の大きな画面を用意して、そこへ気持ちをぶつけるように制作したことを覚えています。 閉じる