
小下図作成中。
以前描いた作品を、もういちど制作します。
他のネタもいくつかあるんだけど、思いもかけずこれを選択する夢を見て、
ご託宣かなと。
日本画家 牧野伸英 公式サイト

小下図作成中。
以前描いた作品を、もういちど制作します。
他のネタもいくつかあるんだけど、思いもかけずこれを選択する夢を見て、
ご託宣かなと。

広い場所に平滑なパネルを延べている絶好のタイミングで、念紙作成。
下図を転写するカーボン紙みたいなもんです。
手間かかるし汚れるけれど、いちど作ってしまえば数十回繰り返して使える優れもの。

旧作を剥がすと、うまい具合に下貼りが残ってくれました。
手間がかかる作業が省けて1日もうかった!

今日はこの旧作をはがしてパネルの準備です。

いくら手を入れてもキリがないので、完成。

スズメを描き込んで、完成間近。
だと思う。

屏風はスズメを描き入れて全体のバランスを整えれば完成ってとこで。
ほかにパラパラ小品や院展の小下図も。

今年も「上原美術館」でワークショップをおこないます。
第1弾、夏のワークショップはお子さんと保護者を対象として、
「ピカピカ金の箔でお絵描き! ー砂子編ー」を実施いたします。
詳細は当サイトの「News」をご覧ください。

胡粉を洗ったりして画面が寝ぼけてきたので、
印をつけている範囲のあたりの緑色を濃くします。

中央部の葉をあらためて白く胡粉で彩色。

絵の具を下塗りしたときに盛り上がりが過ぎた部分をペーパーがけしています。
理由はいくつかあり、
あとで仕上げ塗りする際に調子を滑らかにしたいこと、
表面の膠分を減らすことで画面の突っ張りを抑えたいこと、
埋もれてしまったバックの葉を少しでも出したいこと などです。
