ひたすら人物の盛り上げをしてます。
早く乾くのはありがたいけど、とにかく暑いですね。
高原の空気はどこへやら。
この仕事場はクーラーないので、昼過ぎは一時避難してます。乾き待ちもあるから好都合だけど。

人物などの下図線を最終転写。
このあと人物部分は岩絵の具を盛り上げつつ塗ってゆきます。

今日は上原美術館のワークショップでした。

夏休みということで親子を対象とした砂子を使う内容でしたが、大盛況でお子さんたちにとても楽しんでもらえたようです。

また冬にもおこないますのでお楽しみに!

院展出品画、ある程度下仕事が進んで
これから描写にかかります。

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マチエールの凸凹が付きすぎている部分にやすりをかけます。
あまり突出している部分があると、最後まで邪魔になることがあります。

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床の部分を中心にマチエールを付けてゆきます。
床としての抵抗感を出すと同時に、大作としての強さを得るためです。
一度だけでなく、さまざまな作業を挟みながら何度か繰り返し、
やりっぱなしに見えないよう深みを出してゆく必要があります。

下仕事をした上に、背景と人物のシルエットを転写。
これからバックの密度を上げてゆきますが、位置の目安にするために人物を塗ります。

来た来た、今年の院展の出品申込書。
「無」ってハンコが押してあるのが「無鑑査」ってことです。
つまり審査を受けずに入選させてもらえる!
よっぽどのことがなければ(笑)9/2から開催される「秋の院展」に陳列されます。

岩絵の具を薄く流したり、乾いた上にまた流したり、作業を繰り返すとこういう調子がつきます。
日本画にはさまざまな表現がありますが、私は大作・・・ 
特に院展のように作品同士が並ぶ場で勝負しなければならないときは、
画面に強さを出すためにこのような下仕事を繰り返します。
単調にならないよう、間延びしないよう、しかもうるさく重苦しいだけにならないよう、
これまで実践してきた経験を生かしながら進めてゆくわけです。

Screenshot

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下塗りを重ねた上から岩絵の具を流し塗りしています。
平塗りよりも細かい凹凸が出ることで、その上に塗る絵の具に調子がつくことと、
適度に膠分が乗るため定着力を強める狙いがあります。
色に変化をつけて深みを出すことも期待していますが、
まだこの段階では上から塗った絵の具に覆われてしまいますから、その効果は部分的でしょうね。
搬入まであと1ヶ月ほど。時間との闘いが始まります。

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細かい岩絵の具での下塗り続き。
それぞれの部分に応じて色味を近づけてゆくところです。
輪郭の際(きわ)は少しぼかしておきます。

水干絵の具と細かい粒子の岩絵の具で下塗り。