
暗い影の部分にも手が入って、下仕事はだいぶ進んだ。
日本画家 牧野伸英 公式サイト

暗い影の部分にも手が入って、下仕事はだいぶ進んだ。

画面を立てて、岩絵の具を流し塗り。

今日また新調した膠300cc。

空の部分に箔張り。
雲はこうしてベタ張りし、それ以外の空間部分は砂子を蒔いてますが、
本金でなく真鍮箔を使っているのでついつい扱いがぞんざいに。

盛り上げ作業をするときは小指を支えにして描くことが多いので、
長時間になると皮膚に傷を負ってしまいます。
私はテーピングテープを貼って保護します。

マチエールが突出しすぎているところを削っています。
極端に出っ張っていると絵の具を重ね塗りしても最後まで目立ちすぎて邪魔になるので。

ひたすら下仕事。
この段階は膠がどんどん消費されるので、
3日ごとに300ccずつ溶かしてます。

岩絵の具での下塗り。
やっぱ大きな作品はいいなー。描いていて生き返る気がする。

下塗りはいろいろな手法がありますが、
今回はまず水干絵の具と胡粉を混ぜて全面に塗ることにしました。

100号のパネル到着。
しっかり作ってあり、頑丈そうです。
裏打ちした雲肌麻紙をすでに張り込んでもらってあるので、すぐ描き始めます。

学生時代に友人がやってたのを思い出し、使い古しの筆を利用して
なんちゃって連筆を作りました。
連筆が刷毛や平筆と違うところは、
絵の具の含みが良いので、あえて平滑に塗らず濃淡を付けることができる点です。
まぁその名の通り「筆」なので、太い筆を使って描くような気持ちで使う用具ですね。

100号のパネルが出来上がってくるのを待ちながら、
とりあえず予定の制作を進めています。
世間様は祭日のようですが私には全く関係ありませんねぇ。
