マスキング液が乾いてから、ベースとなる墨のぼかしを入れました。

マスキング液を塗ってます。この按配に結構気を使います。
あとで順次剥がしながら墨で制作の予定。

再来週開催いたします。
私の教室の受講者作品展です。
こちらに詳細を掲載していますので、お近くの方はお出かけください。
私も1点出品します。

こちらは具墨をぺたぺたやってマチエールづくり。

絵も描かなきゃならんので、じゃんじゃん進めてます。
富士山と酔芙蓉。

湯煎器(後ろに見えるやつ)の水アカがあまりにひどいのでクエン酸を煮てしばらく放置。
たしかにキレイになったんだけれどついでに耐熱カップの目盛まで取れてしまいました。
酸性に弱いんですね・・・
皆様もご注意を。

9月に八王子で開催される、日本画教室作品展の要項です。
これを元に受講者の皆さんと準備を進めてきました。
開催についてはあらためてご案内します。

画集のほうは作品の画像処理が終わって、
コメントと共に InDesign へ配置。
楽勝!と思っていたのは大間違いで、
実作品のサイズによって画集への掲載サイズを考慮しないとならないことに気付きました。
ヨコ向きの大作とタテ向きの小品では、双方ともめいっぱいに配置してしまうとおかしなことになっちゃうし・・・
そういった按配はやはり手慣れたプロに比べるとおぼつかなくて、本を作るって大変だなと実感してます。

白麻紙が一部ドウサ抜けしていたので、
あらためてドウサ引き。
ドウサ(礬水)は薄めた膠液に生みょうばんを加えて作ります。
みょうばんは膠を固める性質があるので、
それを利用して和紙のにじみ止めや、定着が悪かった絵の具を止めるのに利用します。

制作に向けて白麻紙を用意。
白麻紙は厚さがあまりないので裏打ちします。

画集用の作品のうち必要なスキャン作業はひと通り終わり、画像処理に入ってます。

右がD700で撮影してあった作品画像で、左は4×5のポジをスキャンしたもの。
サムネールではわかりづらいと思いますが解像度の違いは一目瞭然で、
これならページいっぱいの商業印刷に耐えます!